私の治療歴【14】~鬱の治療法~⑧鬱の方への接し方
長々と
鬱について
書いてまいりましたが
そろそろ
鬱については
締めにしようかと
鬱の方への
接し方について
是非お伝えしようと
思います
「頑張れ」は禁句!
これは
今ではかなり
ご存知の方も多いと思われますが
今一度
徹底をお願い致します
頑張った結果が
「鬱」ですから
それから
鬱と診断されて
学校や職場を休んで
1日中ご自宅に引きこもりに
なっているかと思いますが
もし
何か夢中になれそうなもの
本人の大好きなもの・・・に
目が行くようになったら
とても良いサインです!
「それができるなら
学校にも行けるでしょ
仕事できるでしょ」
こう思うかもしれませんが
これまた
禁句でございます!
「死にたい」
ところから
少し脱出しつつある時で
自分を認められるかの
瀬戸際なんです
ここで
「何やってるの!」
と責められたり
そういう態度は
敏感ですから
すぐ気が付きます
そうなるとまた
逆戻り
応援してあげることが
無理でも
そっと見守るように
お願い申し上げます
友人なら
会って励ましたい!
電話してみようかな?
飲んでカラオケ行ったら
元気になるのでは?
色々考えると思いますが
ほぼNGだと思って下さい
これに答えられる状態では
ありません
ただ時々
いつでも連絡してね!
気が向いたら、ご飯行こう!
など
メールで連絡をいれてあげると
とても嬉しいと思います
おそらく
返事ができないと思いますので
返事はいらないよ~と
してあげたら
気が楽だと思います
私は
今でも思い出すのが
鬱の時
友人たちが
京都観光に来ることになり
「せっかく京都に来たし
出てこれる?」
電話がきました
ずっと引きこもっていたので
自宅から1時間近くかかる
京都植物園まで
果たしていけるのか?
とても心配でしたが
友人と家族の全面協力のおかげで
実現しました
洋服のコーディネートも
ドライヤーで髪を乾かしてくれたのも
全部、妹です!
身支度を整えるだけで
フラフラの私を
家族は2階から手を振って
お見送りしてくれました
友人たちも
貴重な京都観光で
色々周りたかったでしょうが
私のペースに合わせて
遊んでくれたんだと思います
そんな友人たちの
きめ細やかな配慮が
身に染みて
有難かったのを
覚えています
鬱の方との接し方は
本当に難しいと思いますが
あなたがどう思っているか
話さなくても
ほぼ伝わっていると
思って下さい
それぐらい
敏感です!
だから
言葉が見つからなくても
大切に思っていれば
伝わると
いうことです